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Porsche - GT3 カップチャレンジ ジャパン - ポルシェ GT3 カップチャレンジ ジャパン 2017 第1戦(富士) 予選レポート

2017 第1戦(富士) 公式予選レポート

2017 第1戦 公式予選  9:00 〜 9:20 / 天候:晴れ / 路面:ドライ

Porsche Carrera Cup Japanのステップアップカテゴリーとして開催されているPorsche GT3 Cup Challenge Japan(GT3CC)が、5月14日、静岡県の富士スピードウェイで2017年シーズン開幕戦を迎えた。今年で8年目となるGT3CCは、富士スピードウェイで3大会6戦、ツインリンクもてぎで1大会2戦の、あわせて4大会8戦でシリーズタイトル争いが繰り広げられる。

参加クラスは、2010-2013年式911 GT3 Cupで戦う「カップクラス カテゴリーI(Cup I)」、2001-2009年式911 GT3 Cupの「カップクラス カテゴリーII(Cup II)」、さらに、LM-GT2やFIA GT2車両、SUPER GT用マシンなどが使用可能な「オープンクラス」を設定。タイヤはミシュランのワンメイクである。この開幕戦にはCup Iが11台、Cup IIが1台の計12台が参戦する。

雲間から初夏の太陽が顔を覗かせる空模様のもと、第1戦のスターティンググリッドを決める公式予選が午前9時ちょうどにスタートした。前日の専有走行がウェットコンディションに見舞われたため、ドライコンディションでのマシンチェックも兼ねて、各ドライバーはセッションが始まるやいなや、続々とコースに向かっていく。

そして、タイヤが温まった3周目あたりから、本格的なタイムアタックが始まる。まずは#5 仲尾恵史が1分45秒349のターゲットタイムをマーク。#5 仲尾は2016年にCup Iでシリーズ2位を獲得、今季はシリーズ優勝を目指す実力派ドライバーだ。これを阻むのが、昨シーズン参戦した4レース中、3レースで優勝を遂げた#21 銘苅 翼。ちょうど1年前にはここ富士のコースレコード(1分44秒543)をマークしている。今シーズンはフル参戦を予定しており、もちろん目標はシリーズチャンピオンだ。

その#21 銘苅が1分45秒284のタイムを叩き出してトップに浮上。直後に#5 仲尾は自己ベストを更新するが、ポジションを上げるにはいたらない。このふたりのポールポジション争いに加わることになったのが、今シーズンから参戦となる#32 大波 肇。かつて、#21 銘苅とF3を戦ったことがあるという#32 大波は、1分45秒251のタイムで一気にトップに躍り出る。

これに対し#21 銘苅は、タイミングを見計らって再アタック。コース前半からから#32 大波を上回るタイムをマークした#21 銘苅は、自己ベストを更新する1分45秒205で再びトップの座に。その後、#32 大波、#5 仲尾がアタックを重ねたもののポジションアップにはいたらず、#21 銘苅のポールポジションが確定した。

Cup IIは、#50 須崎弘一郎が1分48秒781のタイムをマークし、総合12番手からのスタートとなった。

カップクラス カテゴリーI
予選1位 #21 銘苅 翼

昨年夏のもてぎ以来のドライブでしたし、事前のテストもできていなかったので、想定したタイムには届きませんでした。ポールポジションは獲得できましたが、まだまだ納得のいく走りではありませんでしたが、マシンをどうセッティングしていくかをチームと相談し、決勝までには煮詰めたいと思います。決勝は、スタートの瞬間から前だけを見ていくつもりです。

カップクラス カテゴリーI
予選2位 #32 大波 肇

前日の専有走行はウェットでしたが、そこであえてドライコンディションのセッティングを試しておいたことが、この結果につながったのではないでしょうか。事前のテストが少なかったので、まだまだ詰める余地はありますので、これからエンジニアと決勝のセッティングを考えて、さらに良いタイムを目指したいと思います。

カップクラス カテゴリーI
予選3位 #5 仲尾恵史

第3セクターは良かったんですが、1コーナーやヘアピンが良くなかったのをちょっと反省しています。そこでタイムを詰めないと、ポールポジションは難しいですね。銘苅選手に加えて、今年から参戦する大波選手が良いタイムを出してきたのはびっくりしました。2年目の私としては、今年こそシリーズ優勝を狙っていますので、常にベストの走りを心がけたいと思います。

カップクラス カテゴリーII
予選1位 #50 須崎弘一郎

予選はクリアラップがなかなか取れず、いざアタックという周に目の前で他のマシンがスピンしたため、思うような走りができませんでした。Cup IIは今回1台だけの参戦ですので、ラップタイムにこだわって、Cup Iの皆さんとバトルを楽しみたいと思います。

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