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Porsche - GT3 カップチャレンジ ジャパン - ポルシェ GT3 カップチャレンジ ジャパン 2017 第6戦(もてぎ) 決勝レポート

2017 第6戦(もてぎ) 決勝レポート

第6戦(もてぎ) 決勝レース  14:13 〜 14:33(10周) / 天候:晴れ / 路面:ドライ

Porsche GT3 Cup Challenge Japan第6戦の決勝レースが14時10分から行われた。第6戦のスターティンググリッドは、これに先がけて開催された第5戦のベストラップにより決定される。ポールポジションは、前戦でもポール・トゥ・ウィンを果たした#21 銘苅 翼が獲得。これに、#32 大波 肇、#66 Nao、#23 舩井俊仁が続く。

昼前にスタートした第5戦よりもさらに気温も路面温度も高まる厳しいコンディションのもとフォーメーションラップが開始。隊列を整えながらメインストレートに姿を現した8台のカップカーは、グリーンシグナルを合図に1コーナーに向けて一斉に加速を始める。ここで素晴らしいスタートをきった#21 銘苅が真っ先に1コーナーをクリア。一方、ユーズドタイヤを履く#32 大波をかわし、#66 Naoが2番手に浮上する。

レース前に「第5戦よりもさらに良い走りを見せたい」と話していた#21 銘苅は、2位以下を寄せつけない速いペースでリードを広げていく。これに食らいついていきたい#66 Naoだが、1周を終えた時点で両者のギャップはすでに2秒059まで広がっていた。その後方では、#32 大波、#23 舩井、#77 MUSASHIによる激しい3位争いが勃発。#32 大波を果敢に攻める#23 舩井。そして。#23 舩井の様子をうかがいながら隙あらばポジションアップを狙う#77 MUSASHIがときにテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げる。

「防戦一方になってしまった」と語る#32 大波は、巧みなマシンコントロールで後続を抑え続ける。その間にも、#21 銘苅の後ろ姿は遠のいていった。終盤には、2番手を走る#66 Naoと、3番手の#32 大波、4番手の#23 舩井との差が徐々に縮まっていくが、#66 Naoはなんとか逃げ切り2位でゴール。これに#32 大波が続くかたちでレースはフィニッシュを迎え、トップチェッカーを受けた#21 銘苅はこれで6戦連続のポール・トゥ・ウィンを飾った。

Cup IIは、#50 須崎弘一郎は、最後尾からひとつポジションを上げて、総合7番手でレースを終えている。また、#50 須崎は、今大会の結果により、次大会(今季最終戦)を待たずに、今シーズンのGT3CC カップクラス カテゴリーIIのシリーズチャンピオン獲得を決めた。

次回GT3CC第7-8戦は、10月29日(日)富士スピードウェイを舞台に、いよいよ2017年シーズン最終戦。カップクラス カテゴリーI シリーズチャンピオン決定の瞬間を迎える。

総合優勝 #21
銘苅 翼(カップクラス カテゴリーI)

ここまでパーフェクトできていて、優勝以外は考えられない状況なので、僕の中ではいかに自分自身を強くしていくかをテーマに今回もレースに挑みました。気温が高く、どのくらいタイムが出るか予測できなかったのですが、第5戦よりもタイムが良くて、クルマのバランスも良かったということで、いろいろ試した結果、途中、ビクトリーコーナーで飛び出す場面もありましたが、そこで得るものがあったという意味では良いレースができたかなと思います。残り2戦も気を緩めず、学びの多い週末を過ごしたいと思います。

総合2位 #66
Nao(カップクラス カテゴリーI)

午前の第5戦はファステストラップを狙ったらその途中でスピンをしてリタイヤとなり、とても悔しい思いをしました。それでも第6戦の3番グリッドを手に入れることができたので、なんとかスタートで2位に出ようと思っていたところ上手くいき、そこからは大きなミスもなく、2位でゴールできました。今シーズンで一番の走りができたと思います。残り2戦でも、とにかくゴールすることを目標に、少しでも上のポジションを狙っていきます。

総合3位 #32
大波 肇(カップクラス カテゴリーI)

とても疲れるレースでした。まわりがニュータイヤというなかで自分ひとりがユーズドタイヤを使い、この週末をニュータイヤ1セットで凌ぐのが大変でしたね。第6戦は後続にいつ刺されてもおかしくない状況でしたが、中盤踏ん張れば、終盤は絶対に抑えられると信じていたので、そこは落ち着いて走りました。残り2戦は確実に上位でゴールし、シリーズ2位を手に入れたいと思います。

カップクラス カテゴリーII
優勝 #50 須崎弘一郎

走りきれるクルマに仕上げてもらったので、無事にゴールすることができました。第5戦はスピンを回避したときに前との差がだいぶ空いてしまいましたが、この第6戦は先行するマシンとの差を保ちながら周回を続けられたので、気持ちの上では楽でしたね。残り2戦も確実に走行して、楽しく終わらせたいと思います。

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