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Porsche - GT3 カップチャレンジ ジャパン - ポルシェ GT3 カップチャレンジ ジャパン 2018 第7戦(もてぎ) 決勝レースレポート

2018 第7戦(もてぎ) 決勝レースレポート

第7戦 決勝レース:時間14:23-14:43(10周) / 天候:晴れ / 路面:ドライ

Porsche GT3 Cup Challenge Japan(GT3CC)第7戦の決勝レースが、9月9日14時20分から行われた。午前中とは打って変わり、ツインリンクもてぎには夏の強い日差しが降り注ぎ、真夏が戻ってきたかのようだった。

第7戦のスターティンググリッドは、同日の午前中に開催された第6戦のベストラップにより決定されるが、ポールポジションは4周目にファステストラップをマークした#98 IKARIが獲得。これに、#5 仲尾恵史、#9 小林賢二、#63 長島重登が続いた。

1周のフォーメーションラップののちローリング方式でスタートしたレースは、オープニングラップの1コーナーでポールポジションの#98 IKARIが今度は#5 仲尾をしっかりと抑える。その直後こそ、#98 IKARI は#5 仲尾に迫られるが、2周目が終わるあたりからは2台の差はみるみる開いていく。#5 仲尾のマシンは午前中に行われた第6戦で受けたダメージが響き、挙動が不安定で、#98 IKARIのペースについていくことが難しくなっていたのだ。これにより、中盤以降、#98 IKARIは独走態勢を築き、最終的には2位との差を約12秒まで広げて優勝。#98 IKARIの初優勝が、#5 仲尾の7連勝を阻むかたちになった。

一方、コース上の注目は、#5 仲尾と#9 小林による2番手争いに。#9 小林はときおり#5 仲尾を上回るラップタイムを叩き出すものの、#5 仲尾の巧みなブロックに阻まれ、そのままレースは終了。#5 仲尾が2位、#9 小林が3位でそれぞれ表彰台を獲得している。

カップクラス カテゴリーIIは、9番グリッドからスタートした#2 北井 武が、序盤にタイヤにフラットスポットをつくったのが原因でペースが上がらず、11番手スタートの#77 MUSASHIに迫られる展開に。しかし、なんとか2秒以上の差を維持して、連勝を5に延ばした。

第7戦を終えて、カップクラス カテゴリーIのシリーズポイントは、#5 仲尾が103ポイントでトップ。これを、#9 小林が26ポイント差の77で追い、2人のタイトル争いは最終ラウンドの富士に持ち越された。一方、カップクラス カテゴリーIIでも、ランキングトップの#2 北井、2位の#77 MUSASHI、3位の#TAKASHI TAKAHASHIが30ポイント差以内であることから、こちらも最終ラウンドの富士でシリーズチャンピオンが決定する。第8-9戦は11月4日に開催される。

第7戦 決勝レース 上位ドライバーコメント

カップクラス カテゴリーI 優勝 #98 IKARI

スタートが心配でしたが、それをうまく切り抜けてからは、良いタイムで走り続けることができました。第6戦では接触があって優勝を逃してしまい、冷静に走ることの大切さを教わった気がします。次のレースとしては、GT3CC最終戦の前に、PCCJの鈴鹿があります。今回学んだことを鈴鹿で発揮できたらいいなと思っています。

カップクラス カテゴリーI 2位 #5 仲尾恵史

第6戦で接触があり、修理は第7戦のスタートぎりぎりで間に合いましたが、いざ運転してみると挙動が不安定でした。それでペースを抑えて走っていたら、後ろから小林選手がガンガン迫ってきました。小林選手が無理にインを刺したりしなかったので、なんとか最後まで逃げ切ることができました。次戦はマシンを治して頑張ります。

カップクラス カテゴリーI 3位 #9 小林賢二

仲尾選手にはセクター4で詰まるのですが、仲尾選手がなかなか手強くて、抜くことはできませんでした。でも、前回の鈴鹿では表彰台圏外だったので、第6戦、第7戦ともに表彰台を獲得できたのはうれしいです。このもてぎでシリーズチャンピオンが確定しなかったので、次の富士も頑張ります。残り2戦のうち1回くらいは優勝したいですね。

カップクラス カテゴリーII 優勝 #2 北井 武

序盤、少しでも順位を上げようと、前を走るType 997の中に入っていったら行き場を失い、ブレーキングでフラットスポットをつくってしまいました。それからは、コーナーでブレーキングするたびにタイヤから振動が出て、バーストしないか心配でした。残りの周回は、同じクラスのMUSASHI選手に抜かれないことだけを考えて走りました(笑) 次の富士は得意なほうなので、クラス優勝最優先で頑張ります。

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