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Porsche - ポルシェ カレラカップ ジャパン

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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第2戦(岡山)決勝レースレポート

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:18度/路面温度:20度(スタート時)

前日の第1戦決勝を見る限り、コース幅が比較的狭く、テクニカルなレイアウトの岡山ではやはりオーバーテイクが容易ではない。各ドライバーとも戦前、「とにかくスタートが重要」と異口同音。また、気温と路面温度が第1戦より低く、空気圧設定や温め方も含めたタイヤマネージメントがいっそう問われるレースとなることが予想された。

上位のスターティンググリッドは第1戦とまったく同じオーダーで、1列目がポールポジションの#78近藤翼と2番グリッドの#36坂本祐也、2列目が#14三笠雄一と#9武井真司、3列目が#7星野敏と#32永井秀貴。11時05分、フォーメーションラップを終えた18台がそれぞれのグリッドに着き、正式スタートが切られた。

上位4台はほぼ同時の加速を見せ、そのままの並びで1コーナーへ。そして、2周目あたりからはトップの近藤と2番手の坂本が至近距離で隊列を組みながら、3番手の三笠以下を突き放していく。2台は1分33秒台をキープ。特に坂本は「昨日から見直したセットがいい方向に出て、僕のほうがいいペースのときもありました」と仕掛けにいく展開も充分に予感させた。しかし、7周目あたりから坂本のペースが若干ダウン。これに乗じて安全圏までギャップを広げておきたい近藤だったが、中盤、コースをはみ出した車両によるものか、コース上に散らばっていた芝生に乗り、「ブレーキングでロックしてしまい、フラットスポットを作って」しまう。ペースを上げられず、最終周に1秒以内の差まで詰め寄られたが、何とか逃げ切った。

近藤は表彰台で控えめに喜びを表現しつつ、「課題の2連勝をクリアできた。『このまま行くぞ!』という気持ちで臨んでいく」と早くも次の富士大会をにらむ。2位の坂本は「タイヤのグリップがいい時はそれなりにプッシュできました。富士に向けて、いいセットを見つけたい」と話していたが、近藤との差を第1戦よりも縮められたことをポジティブに捉えていた。3位は第1戦に続き三笠。だが、坂本からは5.1秒差。特に序盤の4周目あたりまでに3秒離されたことを課題に挙げる。「前半にペースを上げられなかったのが敗因。序盤のタイヤの温め方などはまだ勉強不足です。今日は予選の2セット目に使ったタイヤで、周回数も重ねたものではありますが、まだ何かやれることはあったはず」と分析していた。第1戦を経て、本来の調子を取り戻してきていたはずの武井は、3周目あたりからフロントダンパーに違和感が発生した模様で、「4位キープで仕方ないですね。完走できてよかった」と富士からの巻き返しを期していた。

ジェントルマンクラスは、各車がまずまずのスタートを切る中、2番グリッドの永井がホイールスピン。ポジションを大きく落とし、勝負権を早々に失った。第1戦のスタートで順位をふたつ落としていた星野は「今回は80点のスタート」で、トップを譲ることなく1コーナーへ。その後、「武井選手を追いかける態勢に入りたかったのですが……」(星野)、徐々に離される展開に。すると、8周目あたりから2番手の田島が星野との間隔を詰め始め、10周目には0.7秒差まで縮めてきた。ここで星野は「気合いを入れ直して」、走りをポジションキープにシフト。チャンピオンを獲得した2014年の第5戦以来の優勝を決めた。「表彰台が目標だったので、結果にはとても満足しています。富士は得意なコースというわけではないですが、表彰台フィニッシュで田島選手にポイントで差をつけたい」とこの勢いを次戦へ持ち込む腹づもりだ。田島は最終的に0.5秒差まで詰めたが、2位でフィニッシュ。「悔しいのひとこと。課題が盛りだくさん。富士でリベンジします」と気持ちを隠さないコメントで締めた。3位はPCCJルーキーの#6米倉正憲。5番グリッドからスタートで3番手に上がると、5周目には田島から0.5秒差の位置につけるなど見せ場も作った。「チャンスもあったと思いますが、途中から離されてしまいました。岡山より富士のほうが好きなので、さらに上を狙いたい」と上位戦線に食い込んできそうな気配を見せている。

次のPCCJは5月3日(火・祝)~4日(水・祝)、富士スピードウェイ(静岡県)で第3戦と第4戦が開催される。近藤が開幕からの連勝を伸ばすのか、ほかの3人がストップをかけるのか。ジェントルマンクラスは「富士が得意」というルーキーも多く、チャンピオン経験者の星野と田島に挑むコンテンダーが登場しても不思議ではない。開催レース数が6戦と多い富士。次の大会で好成績を残した者がシリーズの主導権を握ることは間違いなく、目が離せない激戦が予想される。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第2戦(岡山国際サーキット)決勝結果

2016年4月10日(日)
天候:曇り 路面:ドライ スタート時間:11:08:23
Pos. Car# Class Driver Car Name Lap Time Best Time
1 78 近藤 翼 スカイ レーシング 15 23'41.990 1'34.510
2 36 坂本 祐也 ミツワオート GT3 カップ 15 1.086 1'34.488
3 14 三笠 雄一 ガーミン ポルシェ 15 8.061 1'34.377
4 9 武井 真司 BINGO RACING 15 16.712 1'34.415
5 7 G-1 星野 敏 D’station 991 15 21.974 1'34.895
6 2 G-2 田島 剛 タジマ レーシング 15 22.531 1'34.959
7 6 G-3 米倉 正憲 GRracing 15 28.848 1'34.949
8 25 G-4 内山 清士 エヌケーレーシング 15 34.383 1'35.664
9 24 G-5 剛 覇矢人 みきゃん スペンダー GT3 15 34.936 1'35.914
10 77 G-6 浜崎 大 GRracingVentiler 15 36.948 1'35.808
11 32 G-7 永井 秀貴 ナイン レーシング 15 43.184 1'35.665
12 47 G-8 TAD JUN JUN muta racing 15 54.237 1'35.977
13 66 G-9 ブライアン リー GTO Racing 15 55.299 1'35.810
14 51 G-10 ポール イップ PACE 15 1'21.717 1'36.037
15 52 G-11 春山 次男 はるやまRACING TEAM 14 1 Lap 1'35.202
16 10 G-12 齋藤 真紀雄 BINGO RACING 14 1 Lap 1'36.676
17 99 G-13 佐野 新世 SKAD PORSCHE 14 1 Lap 1'35.692
18 98 G-14 IKARI GOTO TOEI SPIRIT 991 13 2 Lap 1'39.257

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