HOME

メインナビゲーション
モデル
911
Panamera
Porsche - ポルシェ カレラカップ ジャパン

ニュース

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第4戦(富士)決勝レースレポート

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:20度 路面:29度(スタート時)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の第4戦2016モービル1チャレンジ決勝レース(15周)が5月4日(水・祝)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。この日の富士は風こそ若干強かったが、空は青く澄み渡り、絶好のレース日和となった。

10時50分、フォーメーションラップの合図とともに20台のポルシェカップカーがゆっくりと発進。1周を終えて、先頭から#78近藤 翼、#14三笠雄一、#36坂本祐也、#9武井真司、#7星野 敏、#25内山清士の順でそれぞれのグリッドに着き、シグナルのブラックアウトでレースは正式にスタートが切られた。

各車とも鋭い反応を見せ、ほぼグリッドどおりのオーダーで1コーナーへ。1周目に大きな順位変動はなく、静かな序盤となっていた。だが2周目、三笠が最終コーナー立ち上がりでラインが膨らんでしまう。「第3戦のようなイメージで前半にプッシュし、近藤選手についていくことができれば、チャンスがあると思っていた」と攻めの走りを見せていた三笠だが、この隙を見逃さなかった坂本がオーバーテイクの間合いに入り、次の周のAコーナーで攻略、2番手に浮上した。三笠も再度、坂本の横に並ぶなど反撃を見せるもポジション回復までには至らず、坂本との間隔は少しずつ広がっていく。そのころ、トップの近藤もリヤタイヤが徐々に心もとなくなってきており、坂本は最大で1.9秒前後まで開いていた近藤とのギャップを0.8秒まで詰めたが、追撃態勢には持ち込めず、そのまま近藤が逃げ切った。

今季3勝目をポール・トゥ・ウインで飾った近藤は「終盤に苦しくなるのはみんなも同じで、ミスしなければ抜かれることはないと思っていました。最後は詰められましたが、全体的にペースをコントロールできた。次の富士も連勝して、チャンピオンへの流れを早く確立したい」と傾きかけた流れを再び手繰り寄せたことに安堵の表情を見せていた。坂本はそのまま2位でチェッカー。「近藤選手も終盤はきつそうでしたが、それは僕も同じで、抜くまでには至りませんでした。第5戦からは宇佐美(貴章)選手が36号車で出る予定ですので、頑張ってほしいですね」とエールを贈っていた。3位の三笠は「抜き返そうとしましたが、力及ばずでした」と第3戦終了後の勢いからは若干トーンダウン。だが、同時に貴重な収穫を得たようで、「坂本選手の後ろで富士の速い走り方を勉強できました。それを参考にしつつ、次の富士では連勝したい」と巻き返しを誓っていた。

ジェントルマンクラスは、スタート直後から星野と内山が激しいトップ争いを展開。星野は3周目の1コーナーへのブレーキングでロックしたことで内山に先行を許す場面もあったが、その後すぐに逆転。2台の接近戦は最後まで続いたが、星野がトップの位置を譲らなかった。「走りながら内山選手の速いところとそうでないところが分かったので、速いところだけ抑えて、という感じでした。2勝目を挙げることができてホッとした」と星野。2位の内山は「星野選手にミスなく走り切られましたね」と納得の表情だったが、「富士は苦手なコースだったのですが、ひとつひとつ克服してきている感じです。あとは最終コーナーが課題」と今後への手応えもつかんだようだ。3位は#24剛覇矢人と#2田島剛による争い。2台はレース後半からテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げ、剛が巧みに防御していた。だが、最終周のヘアピンで剛が「単なるミス」によってラインがわずかに膨らみ、田島がこのチャンスを捉えて先行。3位表彰台を獲得した。

これでPCCJの2016シーズンは第4戦までを終了。ポイントランキングは、オーバーオールが3勝の近藤、ジェントルマンクラスは2勝の星野が首位を走っている。ここまでの戦いぶりを見る限り、2人が今後もシリーズをリードしていくことは間違いなさそうだが、4戦を終えて、その他のベテラン勢やルーキーも調子を上げてきている印象だ。特にこの後4戦続く富士でのレースでは混戦模様がさらに強まることが予想される。

次のPCCJは、第5戦が6月4日(土)、第6戦が5日(日)、富士スピードウェイのビッグイベント「ザ・ワンメイク祭り」のメジャーレースとして開催される。また、昨年同様、ポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)も併催。パドックは国際色豊かで、いつにも増して華やかな雰囲気に包まれそうだ。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第4戦(富士) 決勝結果

2016年5月3日(火)
天候:晴れ 路面:ドライ
Pos. Car# Class Driver Car Name Lap Time トップ差
1 78 近藤 翼 スカイ レーシング 15 26'07.302
2 36 坂本 祐也 ミツワオート GT3 カップ 15 26'08.194 0.892
3 14 三笠 雄一 GARMIN PORSCHE 15 26'09.658 2.356
4 9 武井 真司 BINGO RACING 15 26'19.812 12.510
5 7 G 星野 敏 D'station 991 15 26'30.052 22.750
6 25 G 内山 清士 エヌケーレーシング 15 26'30.714 23.412
7 2 G 田島 剛 タジマ レーシング 15 26'39.173 31.871
8 24 G 剛 覇矢人 みきゃん スペンダー GT3 15 26'39.448 32.146
9 99 G 佐野 新世 SKAD PORSCHE 15 26'39.727 32.425
10 98 G IKARI GOTO チームトーエイスピリット 15 26'45.860 38.558
11 77 G 浜崎 大 GRracingVentiler 15 26'50.616 43.314
12 6 G 米倉 正憲 GRracing 15 26'51.565 44.263
13 66 G ブライアン リー GTO Racing 15 26'58.526 51.224
14 32 G 永井 秀貴 ナイン レーシング 15 26'58.542 51.240
15 23 G 滝澤 智幸 イエローコーン GT3 15 27'03.809 56.507
16 19 小林 賢二 KDC ナイン レーシング 15 27'03.906 56.604
17 47 G TAD JUN JUN muta racing 15 27'04.065 56.763
18 51 G ポール イップ PACE 15 27'17.850 1'10.548
19 10 G 齋藤 真紀雄 BINGO RACING 15 27'21.722 1'14.420
20 52 G 春山 次男 はるやま RACING TEAM 15 27'24.324 1'17.022
以上完走(規定周回数 13Laps)

詳しくはこちら