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Porsche - ポルシェ カレラカップ ジャパン

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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第6戦(富士)決勝レースレポート

天候:くもり 路面:セミウェット 気温:19度 路面:25度(スタート時)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の第6戦決勝レース(15周)が6月5日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。午前中に強く降っていた雨は次第に弱まっていき、各車がグリッドでスタートを待つころにはほとんど上がっていた。

13時30分、フォーメーションラップの合図とともに、ポールポジションの#78近藤 翼、2番手#14三笠雄一、以下、#36坂本祐也、#23服部尚貴、#19永井宏明、#9武井真司の順でマシンをゆっくりとスタート。1周を終えてそれぞれのグリッドに着き、レースの正式スタートが切られた。

三笠が加速で若干後れを取り、上位は近藤、坂本、服部、三笠のオーダーで1コーナーへ。近藤は2番手坂本とのギャップを4周目までに2.7秒へと拡大。早くも逃げ切りの態勢に持ち込み始める。その少し後方では、坂本と服部による2番手争いが激化。1コーナーのブレーキング勝負で服部がいったん2番手に浮上する場面もあったが、翌周に坂本が同じ1コーナーでポジションを奪い返し、6周目からは再び坂本‐服部の隊列に戻った。スタートで4番手に落ちた三笠はツーリングカーレースで初のウェットということもあり、ここまではマージンを取った走り。だが、武井が8周目あたりから三笠に接近。11周目のヘアピンから300Rの立ち上がりにかけて三笠を捕らえ、4番手に上がった。そうした後方での争いとは無縁だった近藤も終盤、想定以上の速さで乾いていく路面コンディションへの対処に苦労していたが、中盤までに築いた約5秒のリードに守られて、今季5勝目を挙げた。

「路面は乾いていくだろうと想定し、タイヤの内圧を低めにしていましたが、予想より早く乾いていったので、最後は僕も厳しい状況でした。優勝できてよかった。このまま残り4戦もポール・トゥ・ウィンで決めたい」と強い内容でのタイトル獲得を目指すと近藤。ベテラン同士の2位争いを制した坂本は「僕らにPCCJでのウェットのデータはなく、データと経験の差で近藤選手との間隔が開いてしまった感じです」とレース結果には悔しさが残るも、クルマのセットアップはかなり進んだ模様。第7戦から36号車をドライブする宇佐美貴章にうまくバトンをつなげたようだ。3位の服部は「僕が以前に乗ったカップカーよりもクルマが進化していますし、パッと乗ってもすぐにタイムを出せるというわけではなかったですね。でも、予選で1分43秒台を出せましたし、短い時間の中で何とかいいところまで来たかなと思います」と久しぶりとなったPCCJでのレースを振り返っていた。

ジェントルマンクラスは、クラス7番グリッドの#7星野 敏が「今季最高のスタート」を決め、クラストップで1コーナーをクリア。その後のペースも他車を凌駕しており、13周目の1コーナーでは総合6番手の永井をオーバーテイクするほどのスピードを見せていた。しかし、クラス2番手の#25内山清士が8周目あたりから星野との間合いを徐々に詰めてきており、14周目のヘアピンで星野を攻略。クラストップに躍り出た。星野はファイナルラップの最終コーナーで首位奪還を試みるが、内山がセーブ。内山が今季初優勝、PCCJ通算2勝目のチェッカーを潜った。2位は星野。3位には#2田島剛が入った。

「雨が上がりつつあったので、スタート前にタイヤの内圧を落としました。序盤は僕のほうが厳しかったのですが、中盤からペースが良くなってきて、どこで仕掛けるかを考えていました。雨の富士にはそれほど自信はなかったのですが、優勝できてよかったです。ドライではまだ置いていかれているので、ついていけるようにしたい」と内山。

2位の星野は「永井選手を追いかけている間にタイヤを使い ってしまった」とのことで、優勝を逃した形となったが、「クラス7番手からのスタートでしたし、ベストの結果です。田島選手の前でゴールできたことも良かった」と攻めた上での結果に納得の表情だった。3位の田島は「完全に我慢のレースでしたね。路面コンディションが刻々と変わり、僕のクルマのセットでは走りでの対処が難しかったので、途中からコースアウトしないように心掛けました。まだ4戦ありますし、しっかり戦いたい」と次の富士に焦点を向けていた。

次のPCCJは、第7戦が8月6日(土)、第8戦が7日(日)、SUPER GTの併催イベントとして富士スピードウェイで開催される。2016シーズンは残り4戦。チャンピオンシップ争いの緊張感は徐々に高まりを見せ始めてきている。 カレラカップ アジア(PCCA)も併催。パドックは国際色豊かで、いつにも増して華やかな雰囲気に包まれそうだ。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第6戦(富士) 決勝結果

2016年6月5日(日)13:33〜14:03
天候:曇り 路面:セミウェット
Pos. Car# Class Driver Car Name Lap Time トップ差
1 78 近藤 翼 スカイレーシング 15 29'44.283 -
2 36 坂本 祐也 ミツワオート GT3 カップ 15 29'49.869 5.586
3 23 服部 尚貴 イエローコーン GT3 15 29'55.041 10.758
4 9 武井 真司 BINGO RACING 15 29'56.951 12.668
5 14   三笠 雄一 GARMIN PORSCHE 15 30'01.569 17.286
6 25 G 内山 清士 エヌケーレーシング 15 30'08.044 23.761
7 7 G 星野 敏 D'station 991 15 30'08.758 24.475
8 19   永井 宏明 ナインレーシング 15 30'09.410 25.127
9 2 G 田島 剛 タジマレーシング 15 30'13.161 28.878
10 98 G IKARI GOTO チームトーエイスピリット 15 30'20.293 36.010
11 99 G 佐野 新世 SKAD PORSCHE 15 30'27.632 43.349
12 6 G 米倉 正憲 GRracing 15 30'31.442 47.159
13 10 G 齋藤 真紀雄 BINGO RACING 15 30'34.185 49.902
14 51 G ポール イップ PACE 15 30'35.025 50.742
15 24 G 剛 覇矢人 みきゃん スペンダーGT3 15 30'38.060 53.777
16 47 G TAD JUN JUN muta racing 15 30'41.961 57.678
17 32 G 永井 秀貴 ナインレーシング 15 30'54.981 1'10.698
18 66 G ブライアン リー GTO Racing 15 30'59.100 1'14.817
19 52 G 春山 次男 はるやまRACING TEAM 14 30'02.747 1Lap
20 77 G 浜崎 大 GRracingVentiler 14 30'16.224 1Lap
以上完走 (規定周回数 13Laps)

ベストラップ

  G 星野 敏 D'station 991 1'58.693 (3 / 15)
    近藤 翼 スカイレーシング 1'57.334 (2 / 15)

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