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Porsche - ポルシェ カレラカップ ジャパン

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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第9戦(鈴鹿)決勝レースレポート

天候:雨 路面:ウェット 気温:23度/路面温度:26度(午前9時00分)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の第9戦決勝レースが8月28日(土)、鈴鹿サーキット(三重県)で行なわれた。前日から心配されていた雨は、スタート15分前の段階では小康状態。だが、いつ強まってもおかしくない空模様だった。

ポールポジション(最前列アウト側グリッド)は、4位以上でゴールすればシリーズチャンピオンが決まる#78近藤 翼。2番グリッド(最前列イン側)は、第7戦でオーバーオール初優勝を挙げた#9武井真司。以下、グリッド上位は、#14三笠雄一、#7星野 敏、#24剛覇矢人、#98 GOTO IKARIといったオーダーだ。

決勝レース開始時刻の9時15分、路面の水量がまだ多いということで、セーフティカー(SC)先導によってレースがスタート。2周の先導を経て、SCがピットへ。3周目からレースが本格的に始まった。ウェットコンディションということで、各車とも慎重を期した模様。特に混乱はなく、上位陣はグリッド通りのオーダーで1コーナーをクリアしていく。トップの近藤が早くも後続を突き離しにいくペースを見せる一方で、武井、三笠、星野は集団となって2番手を争う。三笠は3周目のスプーンコーナー1個目でいったんは武井の前に出たが、ラインが膨らみ、すぐに武井、三笠、星野の隊列に戻った。武井と三笠の2番手争いはその後も続き、武井は何とかセーブしていたが、5周目のシケインでオーバーラン。三笠が2番手に浮上した。武井はほぼドライのセッティングだったとのことで、抗うのは厳しかったようだ。三笠が2番手に上がったころ、雨脚が急に強まり、2台がコースオフ。SCが再びコースに入った。近藤は約7秒まで広げた2番手とのギャップをリセットされたが、雨は弱まることなく、そのままSC先導でチェッカー。PCCJ参戦4年目の近藤が初のシリーズチャンピオンを優勝で飾った。

「雨が強まってきた後は、コースアウトだけはしないようにしていました。SCが再び入ってきた時は、『残り1周で再開されたら嫌だなぁ』と思いつつ、タイヤを温めながら準備していました。いつも通りに進めて、優勝でチャンピオンを決められてよかったです」と近藤。念願のタイトル獲得にも、静かに喜びを噛み締めているようだった。2位にはそのまま三笠が入賞。「鈴鹿であまり走っていなくて、ここの雨も初めてだったので、不安要素はありましたが、スタートしたら意外に前のクルマについていくことができました。2番手に上がった後、これから追い上げていこうというところでSCが入り、リスタートに備えてタイヤを温めていました。結局2位でゴールとなりましたが、今回は雨の鈴鹿でいろいろ吸収できたことをよしとして、次の鈴鹿で勝って終われるように頑張ります」。

ジェントルマンクラスは、クラスポールポジションの星野、同2番手の剛、同3番手のGOTOがそれぞれ1~2秒ほどの間隔を空けながら周回。各車とも様子見のままレースが進んでいたところでSCがコースインし、そのままチェッカーとなった。これにより、星野がオーバーオール3位表彰台獲得と同時に、ジェントルマンクラスで優勝。1戦を残して、2014年以来2年ぶりのクラスシリーズチャンピオンを決めた。

「水しぶきもあったので、間隔を空けながら慎重に、というレースでした。現在の順位を維持できれば、いい結果が出るだろうと。SCが再度先導となった後はタイヤを温めながら、『早く終わってくれ』という感じでした(笑)。今年はクルマのセッティングもスタッフの仕事ぶりもいい方向で進んでいましたし、僕もフィジカルトレーニングを積みました。チームの総合力が上がったことで獲れたのではないかなと思います」と星野。

2位の剛は第3戦富士以来今季2度目の表彰台。「雨で星野選手がペースを落としにきたら勝負にいけるかも、と思っていました。次の鈴鹿はドライなら、星野選手といいバトルができるのではないかなと思います」と最終戦で今季初優勝を狙う。3位は初のクラス表彰台となったGOTO。「前から離されなければ大丈夫かな、と思っていました。30年ぶりにサーキットを走ったのが去年の春の合同テスト。1年半掛かって、やっとここに辿り着きました(笑)」と安堵の表情を浮かべていた。

第9戦鈴鹿を終えて、PCCJ 2016シリーズは1戦を残すのみとなった。最終戦も鈴鹿が舞台。10月8日(土)~9日(日)、F1日本グランプリのサポートレースとして開催される。オーバーオールは三笠と武井の2勝目を懸けた戦いに注目。ジェントルマンクラスはここまで優勝や表彰台を逃していたドライバーが有終の美で最終戦を飾れるかどうかが見どころとなりそう。もちろん、近藤や星野もそれぞれ今季8勝目と今季7勝目をターゲットとしており、いずれにしても激戦必至のレースが予想される。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第9戦(鈴鹿) 決勝結果

2016年8月28日(日)9:15〜9:48
天候:雨 路面:ウェット
Pos. Car# Class Driver Car Name Lap Time トップ差
1 78 - 近藤 翼 スカイ レーシング 10 33'11.470 104.97km/h
2 14 - 三笠 雄一 GARMIN PORSCHE 10 33'13.510 2.040
3 7 G 星野 敏 D'station 991 10 33'14.850 3.380
4 24 G 剛 覇矢人 みきゃん スペンダー GT3 10 33'16.881 5.411
5 98 G IKARI GOTO チームトーエイスピリット 10 33'18.130 6.660
6 2 G 田島 剛 タジマ レーシング 10 33'25.058 13.588
7 47 G TAD JUN JUN muta racing 10 33'27.000 15.530
8 77 G 浜崎 大 GRracingVentiler 10 33'28.463 16.993
9 99 G 佐野 新世 SKAD PORSCHE 10 33'29.546 18.076
10 19 G Yuri HAYASHI ナインレーシング 10 33'31.262 19.792
11 25 G 内山 清士 エヌケーレーシング 10 33'49.429 37.959
12 6 G 米倉 正憲 GRracing 10 33'49.912 38.442
13 9 - 武井 真司 BINGO RACING 10 33'51.996 40.526
14 51 G ポール イップ PACE 10 33'54.231 42.761
15 10 G 齋藤 真紀雄 BINGO RACING 10 33'56.149 44.679
16 36 G 宇佐美 貴章 ミツワオート GT3 カップ 10 34'02.513 51.043
17 66 G ブライアン リー GTO Racing 10 34'15.114 1'03.644
以上 規定周回数完走
32 G 永井 秀貴 ナイン レーシング 6 18'21.624 4Laps
52 G 春山 次男 はるやまRACING TEAM 5 16'53.912 5Laps

No.6,25,10,51,36,9 競技結果に30秒加算(Appendix L Art.4-2-e (SC中の危険なドライブ行為))
No.66 競技結果に40秒加算(Appendix L Art.4-2-e (SC中の危険なドライブ行為))

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