Porsche Sprint Challenge Japan

2023 第3戦(菅生) 決勝レポート

第3戦 決勝レース:
12:12 -12:33 /天候:晴れ/路面:ドライ/気温 :20℃/路面 :30℃

朝の小雨がやみ、厚い雲は残るものの、予選とうってかわってドライコンディションとなった第3 戦の決勝。フォーメーションラップは12:10 に開始され、12:12 にローリングスタートの火ぶたが切られた。

イン側ポールポジションからクリーンな加速を決めた#90 呉良亮がそのままレースをリードし、背後には#1 KEN YAMAMOTO が積極的にピタリとつける。少し遅れて3 位ポジションに#76 高木啓一郎が続くが、オープニングラップでトップ2 台と3 秒近い差が開く。4 位は同じ2 列目のアウト側からスタートした#84 Masa TAGA が僅差で高木を追い、さらに数台がコンマ数秒で連なる序盤の展開となった。

2 ラップ目の2 コーナーで#76 高木啓一郎が#84 Masa TAGA の激しいプッシュに屈し、ヘアピン手前でかわされる。後方では5 番手争いが白熱、S 字からレインボーコーナーにかけて数台が競り合い交錯し、#26 橋村剛が#16 岸本裕之に並びかけた。するとバックストレッチから馬の背コーナーにかけて、#26 橋村剛の後方にいた#78 七ツ矢孝が馬の背コーナー手前でオーバーシュート、左フロントを#16 岸本裕之の右リアに衝突させてしまう。両車とも自走でピットに戻るもリタイア。かくしてレースは2 ラップ目途中からセーフティカーが導入され、路面状態の確認のため3 ラップ目、4 ラップ目もスローダウンを余儀なくされる。これで全車のギャップは詰まったところで12:25 にセーフティカーがピットロードに戻り、6 ラップ目からレースが再開された。

最終コーナーから10%勾配にかけて、巧みなリスタート加速を見せた#90 呉良亮が、再スタートの踏み込みがほんのワンテンポ遅れた#1 KEN YAMAMOTO にビハインドを浴びせる。3 位ポジションの#84 Masa TAGA もギャップを詰め先頭2 台に食らいつく。セカンドグループは#76 高木啓一郎をGT3-II クラスのリーダー#26 橋村剛が追うが、背後から自己ファステストを更新しながら#77MUSASHI がジリジリと詰め寄る。7 ラップ目に#26 橋村と#77MUSASHI がポジションを入れ替えると、#77 MUSASHI はなおもペースを上げ、#76 高木と0.3 ~ 0.4 秒差で白熱した4 番手争いを繰り広げた。

トップの#90 呉良亮は1 分25 秒台後半で正確にラップを刻み、2位走行の#1 KEN YAMAMOTO、さらに3 位を走る#84 Masa TAGA との差を次第に広げていくというワンサイドゲームに。12 ラップ終了とともに手堅くトップでフィニッシュした#90 呉良亮は、最終的に2 位に5 秒653 差、3 位に16 秒006 差という、圧倒的な強さを見せつけた。

GT3-II クラスは総合でも6 位フィニッシュの#26 橋村剛が制し、9ラップ目には1 分27 秒563 でコースレコードを更新した。またGT4 クラスは#71 ケイマンGT4 CS を駆るポルシェジャパン ジュニアドライバーの平安山良馬が優勝した。

第3戦 ドライバーコメント

GT3-I クラス 優勝 #90 呉 良亮 選手
「菅生は走り込んでいるわけではないですが、好きなコースです。今日はPSCJ の決勝の前に、同時開催の国産FR のレースがあって、ダブルヘッダーが初めてだったので、けっこうキツかったです。スタート前に水分補給だけして。2 ラップしてセーフティカーが入って差がなくなりましたけど、自分の方が持ちタイムで優っていたので、ミスなく正確に走ればいけると思っていました。リスタートは上手くいきましたね。作戦があったわけではないです。自分が先頭でのSC 導入自体、初めてのことだったので」。
GT3-I クラス 2位 #1 KEN YAMAMOTO 選手
「最初の2 ラップはけっこうトップについていけた気がしますが、ハイポイント・コーナーが自分は下手なので、そこで差がつくのが分かりましたね。そうしたらリスタートでおいていかれちゃって。もう少し張りついて引っぱってもらうつもりでしたが、あとは練習のつもりで走りました。少しずつながら、差を詰められている手応えはあります」。
GT4 クラス 優勝 #71 平安山 良馬 選手
「カートやフォーミュラに乗っている身として当初、ケイマンGT4 CSはロール量が多くて重いと思っていたんです。全開で行けていたところを行き切ることができない。遅いかなと思って突っ込み過ぎるともっと遅くなる。曲がれ、曲げてやる、みたいな。でもこの車を自分の方にもっていくのではなく、自分が寄っていってあげるというか、どうやったら一番いいパフォーマンスを引き出せるか、挙動に対して理由を求めるようになりました。カートの時は本能的に乗っていたから、調子を落とすと自分で何が悪いのか分からなくなっていました。だから今は走る・曲がる・止まるの操作のひとつひとつを高いレベルでこなすのが課題で、GT4 を走らせるのが面白いですね」。

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