Porsche Sprint Challenge Japan

2023 第4戦(菅生) 決勝レポート

第4戦 決勝レース:
15:02-15:20 /天候:晴れ/路面:ドライ/気温 :19℃/路面 :24℃

15:00 からフォーメーションラップが開始。各車の隊列が整った15 :02過ぎにシグナルブルーとなり、第4戦決勝がスタートした。ポールポジションの#90 呉良亮にフロントロースタートの#1 KEN YAMAMOTO がアウト側から並ぼうと試みるが、グリッド上で与えられた半身ほどのアドバンテージは埋められず、2コーナーを抜けて早々に#1 が#90 の背後にピタリとつける展開となった。ベストラップタイムで抜きん出るトップ2 台は、ハイポイント・コーナーまでに2 列目スタートの後続をじわじわと引き離す。

3 番手を死守する#76 高木啓一郎の後方、僅か2 秒差の中には#84 Masa TAGA と#26 橋村剛、#16 岸本裕之と#77 MUSASHI の7 番手まで4 台がひしめき、ワンミスでポジションが入れ替わる接近戦となった。3 ラップ目にレインボーコーナー手前で#77 MUSASHI が#16 岸本裕之をかわして6 番手に浮上、バトルの間に差の開いた前方、GT3-II クラスマシンを駆る#26 橋村剛を追撃する展開となる。

トップ争いは、#90 呉良亮が前戦に続いて再び独走態勢を築くかと思われたが、序盤3 ラップ目に#1 KEN YAMAMOTO がセクター2 を全体のベストタイムでまとめ、1 分25 秒967 というこの日の自己ベストラップを叩き出してギャップを稼がせない。#90 呉も4 ラップ目に1 分25 秒719 で応じるが、#1 KEN YAMAMOTO も1 分25 秒台を連発して粘りを見せる。ポジションこそ変わらないがトップ2 台がほとんど1分25 秒台で推移するという、ハイペースなバトルとなった。両者とも5 ラップ目に、#90 呉良亮が1 分25 秒266、#1 KEN YAMAMOTOが1 分25 秒516 という、それぞれのファステストを叩き出す。

一方でセカンドグループのバトルは、レース中盤に動いた。5 ラップ目の1 コーナーで#77 MUSASHI が#26 橋村剛をパスして5 番手に上がると、その前方を行く#84 Masa TAGA が#76 高木啓一郎を猛追。8 ラップ目のヘアピンからS 字、ハイポイントの各コーナーにかけて激しくプレッシャーをかける。10%勾配からメインストレート、1 コーナー進入にかけて#76 高木啓一郎は巧みなブロックラインをとり、スリップストリームにつこうとした#84 Masa TAGA が1 コーナーで外側に大きくはらむ。このロスを利して2 台の背後に#77MUSASHI が着実に詰め寄り、6 ラップ目には3.1 秒強あった差はコンマ5 秒差にまで縮めてきた。

最終的には、ファイナルラップまで1 分25 秒台後半から26 秒フラットのハイペースで走り切った#90 呉良亮がトップチェッカー。ラスト2周で1 分26 秒台後半まで、ややペースを落とした#1 KENYAMAMOTO は5.248 秒差の2 位でフィニッシュした。また3 位を死守していた#76 高木啓一郎は、ラスト2 周を切ったところのヘアピンで痛恨のハーフスピンを喫し、テール・トゥ・ノーズで詰めていた#84 Masa TAGA は辛くも回避するが、エスケープゾーンで軽く絡んだ2 台は大きくタイムロスしてしまう。かくして3 番手争いは、後方から冷静に絶妙の距離感で追っていたベテランの#77 MUSASHI が制し、3 位でチェッカー。2021 年の最終戦以来となる久々の表彰台に上がり、価値ある12 ポイントを獲得した。4 位チェッカーには#26橋村剛が入り、GT3-II クラス優勝を同時に手にした。GT4 クラスは1 分29 秒台をコンスタントに刻み続けた#71 平安山良馬が制した。

第4戦 ドライバーコメント

GT1-I クラス 優勝 #90 呉 良亮 選手
「もちろんポール・トゥ・フィニッシュで狙った通りの展開でしたけど、#1 KEN YAMAMOTO 選手と差が開かず、気を抜くともっていかれちゃうなと思い直し、ミスしないよう全開で集中しました。午前中のFR 車と比べて911 に乗る時は、とにかく立ち上がりのトラクションを活かせるよう心がけています。ややオーバーステアなのでコーナー進入は浅めで、とにかく早く向きを変えて、グリップと相談しながらできる限りアクセルを踏み込める状態を意識します。全勝でシーズン後半に折り返せたので、シリーズチャンピオンを狙っていきます」。
GT3-I クラス 3 位 #77 MUSASHI 選手
「前方2 台のバトルを間近で見ながら、元気いいなぁ、でも元気過ぎて当たるかもしれんな、下手したら自分も当たるか、当てられるかもしれんな(笑)と、途中で我に返りました。久々の表彰台? しびれる経験というより、漁夫の利で、運よく拾えただけです」。
GT3-1 クラス 6 位 高木 啓一郎 選手
「朝の予感が的中して、今日は始終、後ろから煽られる日でしたね。#84 Masa TAGA 選手のペースが速いことは分かっているから、先に行かせてこちらが追うのも手だとは分かっていましたけど、行かせるわけに行かないと躍起になっていました。かなりの間、前を走れたけれども、最後の最後までもちませんでした」。

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