GT3 カップ チャレンジ ジャパン(GT3CC)2015 第10戦のポールポジションは、第9戦のベストラップで決定する。ファステストラップを獲得した#12 Aquira Stanley がポールポジション。以下#11 Fukujirou、#66 Nao、#32 永井秀貴のオーダーでスタートする。
連勝を狙う#12 Aquira Stanley がホールショットを決めて、1コーナーをトップで駆け抜ける。これまでのレースのように序盤で2位以下に大差をつけようとする#12 Aquira Stanleyだが、なかなかペースが上がらない。背後には#11 Fukujirouがピタリとつけ、#66 Nao も虎視眈々とトップを伺う。#11 Fukujirou は幾度となくストレートでスリップに入り、オーバーテイクを狙うが、#12 Aquira Stanley も譲らず、レースは後半へ。このままのポジションでフィニッシュルかと思われた9周目。1コーナーで#12 Aquira Stanley に並んだ#11 Fukujirou がサイドバイサイドのまま、コカコーラーコーナーで遂にトップに立つ。#11 Fukujirou は最終ラップもミスなく走り切り、最終戦で嬉しいシーズン初勝利を飾った。
2位は#12 Aquira Stanley。3位には#66 Nao が入り、久々のGT3CC 参戦で表彰台を得た。4位は#22 小山雅也、5位には#86 福田幸平が入った。カテゴリーIIは安定したペースでラップを重ねた#44 島下泰久が#76 松本隆行に大差をつけて勝利。オープンクラスは唯一の参戦となった#99 佐野新世がトップでレースを終えている。GT3CC は2015 年シーズンの全日程を終え、カップクラス・カテゴリーIは#12 Aquira Stanley、カテゴリーIIは#44 島下泰久、オープンクラスは#99 佐野新世がそれぞれタイトルを獲得。また、132点と最多ポイントを獲得した#12Aquira Stanley が、12月12日にドイツのシュトゥットガルトで行われる「ポルシェ モータースポーツ ナイト オブ チャンピオンズ」に招待されている。
やっと勝つことができました。無事にレースをフィニッシュできて、そして勝てたことが純粋に嬉しいです。そして、競ったバトルは本当に楽しかったです。
#11 Fukujirou 選手が後ろから攻めてきていて、なんとかポジションを守ろうとしたんですが、負けてしまいましたね。今シーズンは新しい仲間もたくさん参戦してきて、すごくレベルが上がったと思います。
来シーズンも3連覇を狙って参戦したいと思っています。
久しぶりのレースだったので、今回は2戦目でようやく感覚を思い出しました。かなり競り合いましたが、最後に表彰台に上がれて良かったです。レースらしいレースで本当に楽しかったです。1年半ぶりのGT3CC ですが、来季はフルシーズン戦いたいと思っています。
今回はドライビングポジションを変えたことで、ブレーキのフィーリングがすごく良くなりました。富士は1コーナーに少し恐怖があったんですが、思い通りに走れるようになりました。土曜日の練習で良い循環が始まって、そのままレースも良い流れで走ることができました。
最後にクルマのセッティングが決まって、気持ち良くドライブできました。周りが速かったので、結果は残せませんでしたが、良いレースでした。GT3CCに参加の皆さんはとてもジェントルです。ドライビングの勉強にもなるし、本当に素晴らしいカテゴリーだと思いました。
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