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Porsche - GT3 カップチャレンジ ジャパン - ポルシェ GT3 カップチャレンジ ジャパン 2018 第8戦(富士) 決勝レースレポート

2018 第8戦(富士) 決勝レースレポート

第8戦 決勝レース:時間11:03-11:23(10周) / 天候:くもり / 路面:ウェット

Porsche GT3 Cup Challenge Japan(GT3CC)第8戦の決勝レースが、11月4日、11時から行われた。予選時の雨は上がり、ときおり雲間から太陽が顔を覗かせる天候となったが、コースはウェットコンディションのままで、各マシンはレインタイヤを装着し、スターティンググリッドに向かう。

ローリングラップののちスタートしたレースは、ポールポジションの#5 仲尾恵史がトップ守ったまま1コーナーに飛び込む。その背後には、スタートでポジションをひとつ上げた#98 IKARI。これに、#33 TETSUO OGINO、#9 小林賢二が続く。この4台が先頭集団を形成し、レースは進んでいく。

トップの4台は4周目が終わるまで、それぞれの順位を維持しながら周回を重ねていたが、5周目に状況は大きく変わる。トップの#5 仲尾に迫る#98 IKARIが勢い余って1コーナーでオーバーランし、代わって#33 OGINOが2位のポジションに。ところが、#33 OGINOはグリップの低い路面に足を取られて、その先の100Rで痛恨のスピン。さらに、ヘアピンでもスピンを喫し、11番手まで順位を落としてしまった。

一方、オーバーラン後、3番手でコースに復帰した#98 IKARIは、#33 OGINOのミスで2位を奪還。しかし、トップを走る#5 仲尾との差は約3秒まで広がり、苦しい状況に追い込まれた。これで一気に楽になった#5 仲尾はレインタイヤをいたわりながら、後続との差をコントロールして残り5周を走りきり、今季7勝目。最終戦を待たずにカップクラス カテゴリーIのシリーズ優勝を決めた。

カップクラス カテゴリーIIは、総合6番手からスタートの#2 北井 武がひとつポジションを上げてフィニッシュ。今季6勝目を挙げ、カップクラス カテゴリーIIのシリーズ優勝を手にした。カップクラス カテゴリーIIIは#11 TOMOKAZUが総合14位で完走し、クラス優勝を果たした。

第8戦 決勝レース 上位ドライバーコメント

カップクラス カテゴリーI 優勝 #5 仲尾恵史

序盤は厳しい展開でした。思うようにブレーキで止まれなかったので、まずは落ち着いて、慎重なブレーキを心がけました。後半は、タイヤを温存するために、後続を見ながらペースをコントロールしました。おかげで、このレースでシリーズチャンピオンを決めることができました。最終戦はポールポジションからそのまま逃げ切りたいと思います。

カップクラス カテゴリーI 2位 #98 IKARI

1周目にOGINO選手の前に出ることができましたが、もうひとつポジションを上げるのは難しかった。トップの仲尾選手を突っつきたかったんですが、レースをよく知っている仲尾選手は手強かった。そのうちにタイヤのグリップが落ちてきて、「あ〜、ダメだ」って。次の最終戦こそは優勝目指して頑張ります。

カップクラス カテゴリーI 3位 #9 小林賢二

ユーズドのレインタイヤだったので、前の3台に追いつくのが難しい状況でしたが、前回のもてぎに続き“棚ぼた”の3位です(笑) 内容には満足していませんが、表彰台が獲得できてうれしいです。このレースでシリーズチャンピオンが仲尾選手に決まりましたが、シリーズ2位の可能性は残っていますので、次のレースではIKARIさんに離されないようにしたいですね。最終戦はスリックタイヤで行けそうですが、前日のドライコンディションでは2番手のタイムが出ていたので、その勢いで頑張るつもりです。

カップクラス カテゴリーII 優勝 #2 北井 武

総合5位は申し分ない結果だと思います。終盤に後輪の内圧が上がりすぎて、ペースがグンと落ちてしまいました。もし前半で無理をしていたら、後半にポジションを落としていたかもしれませんね。このレースでシリーズチャンピオンが決定したので、最終戦はスピンしてもいいので、思い切りいきます(笑)

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