Porsche Sprint Challenge Japan

2021 第5戦(岡山) 決勝レポート

第5戦 決勝レース:
時間 10:53-11:10 /天候: 曇り/路面: ウエット/気温 :23℃/路面 :25℃

朝から降っていた雨は止んだものの、路面はセミウエットのまま。しかしこれ以上雨は降らず、路面は乾いていく一方だと予想した大多数のチームがスリックタイヤをセレクト。最終的にはグリッド上で#63長嶋重登選手もウエットタイヤから履き替え、全車スリックタイヤでのスタートとなった。

10 時53 分、シグナルがブラックアウトした瞬間に、ローリングスタートのタイミングを上手く合わせて加速したのは2番手グリッドの#63 長嶋重登選手だった。レコードラインとなるアウト側の利を活かした#63 長嶋重登選手は、ホイールスピンを起こして若干加速の鈍った#33TETSUO OGINO 選手に1コーナーのアウトから並びかけてパス。#66 荻原秀樹選手も続いて2位に上がったのだが、2コーナー立ち上がりでアクセルを開けた瞬間にスピンを喫してしまった。幸い、どこにも接触することはなかったが、これで#66荻原秀樹選手は大きく遅れてしまう。

オープニングラップをトップで戻ってきたのは、2位に3.2 秒のギャップを築いた#63 長嶋重登選手。しかしながら#33TETSUO OGINO選手も#63 長嶋重登選手より1 秒近く速いラップタイムを刻み、その差を確実に詰めていく。また後方ではGT4 クラスの#71 澤龍之介選手が、早くもGT3-I の最後尾まで5.6 秒の位置に追い上げている。

序盤はところどころ路面が濡れているためレコードラインが1本しかなく、なかなかラインを外して仕掛けるのは難しい状況だったが、#33TETSUO OGINO 選手は#63 長嶋重登選手のテールにピタリとついてプレッシャーをかけていく。そして5周目のパイパーコーナーでインに切り込んだ#33TETSUO OGINO 選手がトップを奪取。7 周目には唯一1 分38 台に入り、ジリジリとその差を広げていく。

その後方で光る走りを見せたのが、序盤で出遅れた#66 荻原秀樹選手だ。一時はクラス最後尾の7位まで後退したものの、3 周目にひとりだけ1 分40 台を叩き出すなど追い上げを開始。9 周終了時点で4 位にまで順位を戻したのである。

迎えたファイナルラップでトップを走るのは#33TETSUO OGINO 選手。約1 秒遅れて#63 長嶋重登選手、さらに13 秒遅れて#27眞野壮一郎選手、#66 荻原秀樹選手、そして唯一オープンクラスで参加の#93Yutaka Matsushima 選手と続いていく。ところが、1分40 秒台にペースを落とした#33TETSUO OGINO 選手に対して、レースを諦めていない#63 長嶋重登選手が1 分39 秒台で猛追。アトウッドカーブでテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。そのままバックストレート後のヘアピンでアウトから並びかけた#63 長嶋重登選手は、パイパーコーナーでインに飛び込んで再びオーバーテイク。抜かれた#33TETSUO OGINO 選手も必死に食い下がったものの、0.4 秒差で#63 長嶋重登選手がトップチェッカーを受けた。

トップ争いの直後では#66 荻原秀樹選手が#27 眞野壮一郎選手を猛追。最終コーナー立ち上がりで横に並び、大逆転で3位表彰台を獲得している。そして総合6 位でゴールした#77MUSASHI 選手がファイナルラップで1 分37 分227 を記録。レース中のベストラップでグリッドが決定する第6戦のポールポジションを獲得した。

GT4 クラスでは5周目にGT3-I クラスに追いついてしまう速さをみせた#71 澤龍之介選手が、そのまま独走。最終ラップを前に敢えて前方との間にギャップを作り、1 分39 秒107 と全体の中でも5番目に相当するベストラップを記録してクラス優勝を果たしている。

第5戦 ドライバーコメント

GT3-Iクラス 1位 #63 長嶋 重登 選手
スタートは狙っていました。タイミングも合い、アウトの方が有利だと思って1コーナー並んで抜かしたんだけど3~4周で追いつかれて抜かれちゃった。差をつけたのに詰まったのは、濡れていた2コーナーでミスをしてコースアウトしそうになったからです。その後また追いついて、最終ラップに抜かれたところで、同じラインで抜き返せたのはよかったです。あそこでインを開けてくれたOGINO さんはジェントルでしたね。
GT3-Iクラス 2位 #33 TETSUO OGINO 選手
スタートでリヤが滑ってクルマが横を向いてしまい、長嶋さんと荻原さんに抜かれました。その後は気持ちを入れ替え、パイパーコーナーで長嶋さんを抜き、ギャップもできたのでいけるかな?と思ったところで周回遅れにつまずいて差がなくなってしまいました。最終ラップは安全に走れば抑えられるかなと思ったのですが、あっという間に追いつかれて抜かれちゃいましたね。でも、とても楽しめたレースでした。
GT4クラス 1位 #71 澤 龍之介 選手
最初、濡れた路面でスリックだったので慎重に行ったのですが、逆に慎重になりすぎました。その後5周目でGT3-I クラスに追いついてしまったので、自分のペースで走れなかったんですが、皆さんの挙動を見ながら自分がどういう運転をすべきか勉強になりました。最終ラップは敢えて間隔を開けてタイムを出しにいって、想像していたよりも良いタイムで、ちゃんとベストを出せたのはよかったです。そういう意味でも手応えを感じたレースでした。

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