Porsche Sprint Challenge Japan

2021 第8戦(富士) 決勝レポート

第8戦 決勝レース:
時間:13:19 SC スタートー13 :41 フィニッシュ/ 10 ラップ 天候:雨/路面: ウエット/気温 :14 度/路面温度 :17 度

迎えた最終第8戦。雨は昼過ぎから小降りになったものの、未だクルマが走りすぎると水煙が立ち上る状態だったのに加え、富士名物の霧が出てきたこともあり、第7戦に続いてSC スタートが宣言された。

その中での明るい話題は、KRM チームの奮闘により、スターティンググリッドに向かうためのコースイン締め切り時刻直前に#27 眞野壮一郎選手のマシンの修理が完了したことだ。これで各クラス合計11 台が2021 年シーズン最終戦に臨むこととなった。なお、GT3-Iクラス #16 岸本裕之選手は、第7 戦中に負った車両ダメージにより第8 戦はリタイヤとなっている。

この時点でチャンピオンの可能性は残されているのは2人だけ。しかも1 位と2 位が14 ポイント差なので、仮に#33TETSUO OGINO選手がノーポイントに終わっても、#63 長嶋重登選手が2 位以下であればチャンピオン決定と、#33TETSUO OGINO 選手が圧倒的に有利な状況にある。

第7戦のベストタイムでグリッド順が決められる第8戦のポールポジションに就いたのは、2 分5 秒431 を記録した#33TETSUO OGINO選手。その隣でフロントローに並ぶのは、#77MUSASHI 選手だ。続くセカンドローの3番手は#63 長嶋重登選手だが、4番手の#76 高木啓一郎選手はコースイン時にホワイトラインをカットしたため、スタート後にドライブスルー・ペナルティが課せられることになっている。

午後1 時19 分、SC の先導で全車スタート。2周目の後半になってSC のランプが消えると、#33TETSUO OGINO 選手はB コーナーの立ち上がりから、徐々にペースアップを始め、スピードを緩めることなくコントロールラインを駆け抜けた。このスタートダッシュについていったのは、#77MUSASHI 選手だけ。一方、#63 長嶋重登選手は徐々に離されはじめ、単独で3 位を走行する。

その後、緩急をつけながら#77MUSASHI 選手は数周にわたって#33TETSUO OGINO 選手に仕掛け続けるが、スリップストリームに入っても逃げられてしまい、横に並びかけることも叶わない。

ファイナルラップで#77MUSASHI 選手は再度猛チャージを開始。しかしながら#33TETSUO OGINO 選手は冷静な走りで付け入る隙を与えず、#77MUSASHI 選手を0.169 秒差で抑え切って富士ラウンド2連勝を達成。自らの手で念願のシリーズチャンピオンを手繰り寄せた。

結局、#63 長嶋重登選手は3 位でゴール。またトラブルから復帰を果たした#27 眞野壮一郎選手が見事な4 位入賞を果たしている。続く総合5 位は、今回も1 分58 秒538 でファステストラップを獲得したGT4 クラスの#71 澤龍之介選手。GT3―II クラスのトップはペナルティ後の猛追で9 位に入った#76 高木啓一郎選手だった。

最終戦にふさわしく、大きなトラブルやアクシデントもなく11 台全てが完走を果たしてPSCJ の2021 年シーズンは全日程を終了した。来たる2022 年シーズンは、991 II 型のGT3 カップカーでGT3―Iクラス、991 I 型のGT3 カップカーでGT3 ― II クラス、そしてケイマンGT4 クラブスポーツでGT4クラスが争われることになっている。

第8戦 ドライバーコメント

GT3―I クラス1位 #33 TETSUO OGINO 選手
序盤はMUSASHI 選手の追い上げが厳しかったですが、後ろばかり気にしていると突っ込みすぎたり、自分のペースを乱さないように心がけました。今年は還暦の節目にシリーズチャンピオンを取ることを目標としていたので、今回に賭けていました。また1年を通じてクラッシュもスピンもトラブルもなかったのも良かったです。それも長年お世話になっているKRM チームのチーム力のおかげ、チャンピオンを獲れた秘訣だと思っています。天気は最悪でしたけど、最高のレースでした。
GT3―I クラス2位 #77 MUSASHI選手
300R を踏まなさすぎているのがダメですね。TETSUO OGINO さんがどんどん離れていっちゃう。それが敗因です。最終ラップは行けそうだったんだけど、抜けるまではいかなかった。スリップに入っても離されちゃうんです。今シーズンは岡山でブレーキングに光が見えたので、以降の走りがちょっと良くなったと思います。来年も頑張ります。
GT3―I クラス3位 #63 長嶋重登 選手
何もしていない、誰とも絡んでいないですよ。前は先に行っちゃうし、後ろは来ないし、バトルもなくて走行会みたいでした。今年はクラッシュもなければ、スピンも一度もなかったので、そこに関しては目標通りでした。1勝したし、何度かポールも獲ったし、チャンピオン争いもしたし、いいんじゃないかな。来年はカレラカップに挑戦しようと思っています。
GT3―II クラス1位 #76 高木啓一郎 選手
ドライブスルーペナルティを受けたのは残念でした。自分で気づいてなくて、グリッドで知ったので、追い上げるしかないなと。追う方が楽なので頑張って走るしかないなという気持ちでした。またスポットでもいいので来年も出たいと思っています。
GT3―II クラス2位 #25 久岡卓司 選手
霧が出てきたのが怖かったですね。でも雨のレースでしたけど楽しめました。とにかく無事に飛び出さずに帰って来られたので、今週の目標を達成できました。来年もまたなんらかの形で挑戦したいと思っているので頑張ります。
GT4 クラス1位 #71 澤龍之介 選手
GT3 群を含む全体のファステストラップが記録できたのですごく良かったです。第7戦から第8戦にかけてセットを変えたことで、良い場所も悪い場所も見えて結果が出たのも良かったと思います。箱車でのレースは今年が初めてで最初は不安でしたが、開幕のもてぎからコースレコードを出したりと、結果的に上手くいきました。来年はGT3 に乗りたいですね。
GT4 クラス2位 #51 横井克一郎 選手
今年1 年が無事に終わったので本当に良かったです。それが全てです。レース自体は霧がすごくて視界も悪かったのですが、なんとか無事に走り終えました。本当に大変な1 日でした。来年もまたGT4で機会があれば挑戦したいと思っています。

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