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Porsche - GT3 カップチャレンジ ジャパン - ポルシェ GT3 カップチャレンジ ジャパン 2018 第5戦(鈴鹿) 予選レポート

2018 第5戦(鈴鹿) 予選レポート

第5戦 公式予選:時間09:50-10:20 / 天候:晴れ / 路面:ドライ

Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)のステップアップカテゴリーとして開催されているPorsche GT3 Cup Challenge Japan(GT3CC)の第3ラウンドが、8月25日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。今回は、「第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10 HOURS)」と併催になり、10時間レースが行われる前日の土曜日に、第5戦の予選と決勝が行われる。

国際色豊かな鈴鹿サーキットには、2014-2016年式の911 GT3 Cup Type 991による「カップクラス カテゴリーI」が11台、2010-2013年式の911 GT3 Cup Type 997の「カップクラス カテゴリーII」が3台、さらに、2006-2009年式の911 GT3 Cup Type 997または2001-2005年式の911 GT3 Cup Type 996の「カップクラス カテゴリーIII」が1台の計15台が終結した。レース当日、鈴鹿サーキットは朝から真夏の強い日差しが降り注ぎ、ドライバーにも、マシンにも、またタイヤにも厳しいコンディションが待ち受けていた。

9時50分、ピットエンドのシグナルがグリーンに変わると、#98 IKARIを先頭に、各マシンが続々とコースに向かう。そして、早くも2周目にはタイムアタックが始まった。まずは#98 IKARIが2分11秒218をマークしトップに。これに、#9 小林賢二、#36 SKY Chenが続く。程なくして#98 IKARIがコントロールラインを通過すると、自己ベストを更新する2分9秒715にタイムアップしトップを守る。#9 小林も自己ベストを更新して2分11秒台に持ち込むが、#98 IKARIとの差は広がってしまう。一方、カップクラス カテゴリーIIの#2 北井 武が2分11秒823をマークし、全体の3番手タイムで#9 小林に迫る。その後、#2 北井は2分11秒225までタイムを更新し、クラストップのポジションを確実にしていく。

今シーズン全戦優勝を続けている#5 仲尾恵史は、4周目までやや遅いペースで周回を重ねていた。「予選前にブレーキパッドを新品に替えたので、セッションの序盤はブレーキパッドに“あたり”をつけていました」とは仲尾。そして、満を持して5周目にタイムアタックすると、2分9秒737をマークして2番手に急浮上。#98 IKARIにはコンマ022秒及ばなかったものの、シリーズランキングトップの貫禄を見せつける。

#98 IKARIと#5 仲尾のポールポジション争いが激しくなるかと思われた矢先、スプーンカーブで止まった車両を回収するため予選が赤旗中断に。そして、残り5分で予選が再開。ここで#98 IKARIがいちはやくコースインし、まずは2分9秒201、さらに2分8秒939とタイムアップを図り、セッション中一度もトップを譲ることなく、ポールポジションを獲得した。

カップクラス カテゴリーIIでは、#2 北井 武が2分11秒129でクラストップ、総合6番手のポジションを獲得した。カップクラス カテゴリーIIIは、11 武富朝一が2分20秒739のタイムで総合15番グリッドを獲得している。

第5戦 公式予選 上位ドライバーコメント

カップクラス カテゴリーI
予選1位 #98 IKARI

途中で赤旗中断はありましたが、タイヤを交換してタイムアタックに行く前でしたので、タイヤを温存することができました。おかげでセッション再開後に、自己ベストを更新することができました。タイムアタックの間合いが難しかったのですが、まわりのドライバーがラインを外してくれたりして、皆さんの紳士的なドライビングにも助けられましたね。決勝ですが、ポールポジションからローリングスタートするのは初めてなので、1コーナーで仲尾選手に抜かれないように気をつけたいと思います。

カップクラス カテゴリーI
予選2位 #5 仲尾恵史

5周目にタイムアタックをしたらポーンとタイムが出たので、一度ピットに戻って空気圧をあわせ、もう一度コースに出たら、ちょうど赤旗が出てしまいました。セッション再開後には、タイムアタックのタイミングを探っていましたが、最後までチャンスがありませんでした。決勝は2番手スタートなので、IKARIさんと良いバトルができたらなと思っています。

カップクラス カテゴリーI
予選3位 #63 長島重登

前日の練習走行では2位でしたので、ちょっと残念です。タイムも2分10秒を切りたかったですね。決勝は、前のふたりが速いので、まずはポジションをキープして、隙あらば前に出たいと思います。鈴鹿はとても好きなコースですので、決勝が楽しみです。

カップクラス カテゴリーII
予選1位 #2 北井 武

今回はポイントを争っているMUSASHI選手がエントリーしていないので、まずは確実にクラス優勝してポイントを獲得すること、そして、総合でできるだけ上を目指したいと思っていました。タイムアタック中にいくつかミスがあったので、それがなければタイムはもう少し良かったはずですが、バランスの良い走りができたとは思います。決勝では、総合6番手をキープしながら、完走、そして、クラス優勝を狙います。

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