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Porsche - ポルシェ スプリント チャレンジ ジャパン - ポルシェ スプリント チャレンジ ジャパン 2019 第5戦(富士) 予選レポート

2019 第5戦(富士) 予選レポート

第5戦 公式予選:時間8:00-8:20 / 天候:曇り / 路面:ウエット

Porsche Sprint Challenge Japan(PSCJ)の2019年シーズン第5戦-6戦が、6月16日(日)に静岡県の富士スピードウェイトで開催された。

PSCJは、昨シーズンまで開催されていたPorsche GT3 Cup Challenge Japan(GT3CC)に代わり、Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)へのステップアップカテゴリーとして位置づけられている今シーズンからスタートした新レース。従来の911 GT3 Cupなどに加えて、今年から718 Cayman GT4 Clubsport Competitionで参戦できるGT4クラスが設けられている。そして今回は、ポルシェジャパンが主催する「Porsche Sportscar Together Day」の一環としてPSCJは開催され、5月下旬に車両が日本上陸を果たした注目のGT4クラスの初レースも行われた。

PSCJのクラス区分は、2014〜2016年式の911 GT3 Cup Type 991による「GT3-Iクラス」、2010〜2013年式の911 GT3 Cup Type 997による「GT3-IIクラス」、718 Cayman GT4 Clubsport Competitionによる「GT4クラス」、そして、2006〜2009年式の911 GT3 Cup Type 997、2001〜2005年式の911 GT3 Cup Type 996やFIA-GT、LM-GTなどが使用可能な「オープンクラス」を設定。今回の大会には、GT3-Iクラスが13台、「GT3-IIクラス」が1台、「GT4クラス」が2台、「オープンクラス」が1台の計17台が参戦した。

予選がスタートした午前8時の富士スピードウェイの天候は曇りだが、コースは前日から明け方まで降り続いた雨の影響で、濡れた部分が随所に残る状況であった。そのため、レインタイヤとドライタイヤのどちらを選択するかはチームやドライバーで分かれた。

コースイン後、タイムアタック開始となった2周目に「GT3-Iクラス」でトップタイムをマークしたのは、今回併催されるPCCJにもダブル参戦する#98 IKARI。しかし、翌周にはFIA-F4、TCRなどへの参戦経験を持つ#78 篠原拓朗が49秒台を記録してトップに立つ。すると#78 篠原は、ラップを重ねるごとに自己ベストを更新し、11周目に1分44秒331のコースレコードをマーク。#98 IKARIも10周目に1分44秒462のコースレコードを記録するも、#78 篠原のタイムを上回ることはできず2番手に終わる。そして、3番手タイムをマークした#16 岸本裕之はピット出口のホワイトラインカットにより2グリッド降格のペナルティを科され、#63 長嶋重登がクラス3番手グリッドを獲得した。「オープンクラス」の#33 TETSUO OGINOは1分46秒375のコースレコードを記録した。そして、GT3-IIクラスの#66 荻原秀樹は総合15番手に着けている。

また、今回が初開催となった「GT4クラス」のポールポジションは、PCCJで優勝経験を持つ#11 山野直也が1分49秒820でポールポジションを獲得。2番手は、0秒044差でポルシェジャパンジュニアドライバーの#19 石坂瑞基となった。

第5戦 公式予選 上位ドライバーコメント

GT3-Iクラス 予選1位 #78 篠原拓朗

最初からドライタイヤで予選に挑んだのですが、最初の1、2周はまだ路面が濡れていたので慎重に走りました。その後、順調にタイムアップを図り、ポールポジションを獲得できたのは嬉しいのですが、自分で考えていたタイムを出せなかったのは悔しいです。決勝はIKARI選手との一騎打ちになると思うのですが、自分のベストを尽くして頑張りたいと思います。

GT3-Iクラス 予選2位 #98 IKARI

最初、レインタイヤで出て行った時は路面がまだ濡れていて正解だったと思ったのですが、予想以上に乾くのが早くてすぐにドライタイヤへ交換しました。それで2回目のアタックでタイムもアップし、さらにもう一度と思ったのですが遅いクルマに引っかかってしまい無理でした。この悔しさは、決勝レースで晴らしたいと思います。

GT3-Iクラス 予選グリッド3位 #63 長嶋重登

初めレインタイヤで出たのですが、すぐにドライタイヤだなとわかって、レインでの時間がもったいなかったかなと思っています。残り10分でドライを入れて、クリアラップがとれて良かったです。決勝は安全にポジションキープできればと思います。

GT4クラス 予選1位 #11 山野直也

今日は微妙なコンディションで、どちらのタイヤでいこうか悩んだのですが、最初は手堅くレインタイヤで出て行きました。それで一度タイムを出してからドライタイヤに交換しようと思ったのですが、予想以上に乾いていたのですぐにドライタイヤへ交換しました。最後は内圧を調整してアタックをして、ポールポジションを獲得できて良かったです。

GT4クラス 予選2位 #19 石坂瑞基

予想以上に路面の乾きが早く、718 Cayman GT4 Clubsport Competitionをウエット路面でしか走らせたことがなかったので、今日は探りながらのタイムアタックになってしまいました。そのため、自分の中でもまとめきれないまま予選が終わってしまったので、決勝は仕切り直しで頑張ります。

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