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Porsche - ポルシェ スプリント チャレンジ ジャパン - ポルシェ スプリント チャレンジ ジャパン 2019 第7戦(もてぎ) 予選レポート

2019 第7戦(もてぎ) 予選レポート

第7戦 公式予選:時間9:00-9:20 / 天候:曇り / 路面:ドライ

Porsche Sprint Challenge Japan(PSCJ)の2019年シーズン第7戦-8戦が、7月7日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

昨シーズンまで開催されていたPorsche GT3 Cup Challenge Japan(GT3CC)に代わり、今シーズンから新たにスタートしたPSCJはPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)へのステップアップカテゴリーとして位置づけられている。従来の911 GT3 Cupなどに加えて、今シーズンからは718 Cayman GT4 Clubsport Competitionが参戦できるGT4クラスも設けられ、5月下旬に車両が日本上陸を果たしたことから前回の富士大会が初レースとなった。

今回のもてぎ大会は、2014〜2016年式の911 GT3 Cup Type 991による「GT3-Iクラス」が7台、718 Cayman GT4 Clubsport Competitionによる「GT4クラス」が2台の計9台が参戦した。

朝から小雨が降り続けていたもてぎだが、予選がスタートした午前9時頃には一時雨が止んでいた。コースの一部は濡れている状況だが、ライン上は乾いており全車ともドライタイヤで予選開始とともにコースイン。いつ再び雨が降り出し、コースコンディションが変化するか分からないため、予選は早い段階でベストタイムを記録できるかの勝負となった。

コースイン後、路面コンディションを確認した各車は2周目からタイムアタックを開始。「GT3-Iクラス」でまずトップタイムをマークしたのは、現在ランキングトップに立つ#98 IKARIで1分59秒583。翌周にはタイムアップを図り、#98 IKARIは57秒台を記録。2番手には1分59秒369をマークした#9 小林賢二が着ける。しかし4周目には、#22 小山雅也が1分58秒770を記録して2番手に浮上する。これに刺激された#9 小林は、5周目に1分58秒298を記録して再び2番手となる。すると6周目から再び雨が強く降り出し、路面は徐々に濡れていくが、#63 長嶋重登がギリギリのタイミングで3番手となる1分58秒551をマーク。その後は、雨の影響でタイムアップは厳しい状況となり、20分間の予選は終了時間を迎える。これで、#98 IKARIが今シーズン4回目のポールポジションを獲得した。

一方「GT4クラス」のポールポジションは、ポルシェジャパンジュニアドライバーの#19 石坂瑞基が獲得し、タイムアタックのタイミングを逸してしまった#11 山野直也が2番手となった。

第7戦 公式予選 上位ドライバーコメント

GT3-Iクラス 予選1位 #98 IKARI

雨が心配だったのですが、3〜4周目までは完全にドライで攻めることができたのですが、自分が目標にしていたタイムに届くことができませんでした。ポールポジションを獲得できたのは嬉しいのですが、その点が悔しいですね。決勝はポジションを守って、ドライのレースになったら予選のベストタイムを上回る走りをしたいと思います。

GT3-Iクラス 予選2位 #9 小林賢二

ストップ・アンド・ゴーのもてぎなので、やはりABS無し組には厳しかったですね。ABS付きのIKARI選手と同じ場所でブレーキングすると、どうしても飛び出してしまうのです。途中から雨も降ってきて、路面が濡れてしまいタイムアップも図れませんでしたから。決勝は雨になる可能性が高いので、ABSが無いと厳しいレースになるでしょうが、なんとか優勝目指して頑張ります。

GT3-Iクラス 予選3位 #63 長嶋重登

同じABS無しの小林選手に負けてしまったのが悔しいですね。決勝では逆転して、一つでも上のポジションでゴールできるように気合いを入れていきたいと思います。そして、ファステストタイムでも小林選手を上回って、第8戦は2番手グリッドからスタートするのが目標です。

GT4クラス 予選1位 #19 石坂瑞基

昨日の専有走行で少し苦労したのですが、今日は走り出したらとてもいい状態になっていました。メカニックの人たちが色々と調整してくれて、本当に感謝しています。そのため今日はスムーズに走ることができ、タイムも予想以上に良かったのでクラスポールポジションを獲得できて嬉しいです。この調子で決勝では、ポール・トゥ・ウインを目指したいです。

GT4クラス 予選2位 #11 山野直也

コースインした後に雨がパラパラと来だしたので、早めにタイムアタックしようと思っていたのですが、GT3のマシンもいてうまくタイミングが掴めませんでした。それで、1周遅れてタイムアタックすることになり路面コンディションも悪くなってしまいました。その後もイエローフラッグが出たりして、どうしてもタイヤコンディションのいい状態とアタックのタイミングがうまく行きませんでした。決勝では優勝目指して頑張ります。

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