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マカンの自慢はスポーツカーの名にふさわしい走り。さらにダイナミックに進化した走りに迫る。The new Macanマカンには185kW(252PS)の2.0リッター直列4気筒ターボエンジンが、マカンSには260kW(354PS)の新型3.0リッターV型6気筒ターボエンジンが搭載される。実感できるエンジンの進化クワース 新型マカンではエンジンも進化しました。マカンSには新たに開発された3リッターV型6気筒ターボが搭載されていますが、どんな印象でしたか?島下 先代を14PS上回るマカンSのエンジンは、パワー、トルクともに申し分のない仕上がりでしたね。マルチシリンダーならではのスムーズな吹け上がりを存分に愉しめました。一方、マカンの2リッター4気筒ターボエンジンは、最高出力は252PSと変わりませんが、トルク感が増したというか、ダイレクト感が向上したというか、とにかく印象が良かったんですよ。フットワークはさらに俊敏にクワース 新型マカンの走りにも、違いを感じることはできましたか?島下 走り始めた瞬間から、その違いを感じました。真っ先に思ったのが、ステアリングフィールがとても良いということ。そのうえ、まるでステアリングのギア比を速めたかのような軽快なレスポンスがとても印象的でした。クワース それはなによりです。マカンの2リッター4気筒ターボエンジンは、燃焼室の形状を改良したのをはじめ、さまざまな部分を最適化して、効率を高めているんです。島下 組み合わされるPDKのマッチングも良いですね。エンジンのおいしい回転域を、最適なタイミングで使う制御が、以前に比べてさらに進化したという印象でした。新型マカンのフロントアクスルには、スチール製に代えてアルミニウム製のスプリングフォークを採用。ばね下重量が約1.5kg減少したことで、より正確なハンドリングを実現する。クワース 実はフロントサスペンションを軽量化するなどして、スポーツカーのハンドリングを実現しているんですよ。島下 フットワークの俊敏さが際立っているのはそのおかげですね。それでいて、乗り心地はしなやかさを増していて、姿勢変化を抑えながら、上質なコンフォート性をもたらしていましたね。7Performance

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